
2000.12.17より
おじさん臭
資生堂が発表して以来、話題になっている「おじさん臭」(加齢臭)。におい成分のノネナール(青臭いにおいと脂臭いにおいを合わせたような臭気物質)が、二十〜三十代の男女からは検出されず、四十歳を過ぎた男女の体臭から検出されたことから、中高年特有の嫌な体臭のもとだと報告された。これは、若い人にはほとんど存在しないパルミトオレイン酸という脂肪酸が中高年の人の皮脂には多く、過酸化脂質も多くて酸化分解が起こりやすい。このため、パルミトオレイン酸が酸化分解されたり皮膚常在菌によって分解されると、ノネナールが生成されると言われている。生活環境下で発生する悪臭には、体臭、し尿臭、腐敗臭などさまざまな臭気がある。これまで一般的に知られている消臭関連商品は酸性もしくはアルカリ性の悪臭に有効だったが、ノネナールは中性臭に分類されるため、新たにノネナール対応の消臭商品が発売され始めている。